第4回お題法話開催および受付についてのお知らせ

新型コロナの行動制限が少し緩くなった2022年におそるおそる始めた仏教井戸端トークの鉄板企画「お題法話」を開催し、以来、須磨寺さんのご厚意で恒例行事化してしまい、今回で4回目となりました!

はじめての方もいると思いますので、まずはお題法話の説明から致します(あの増田からの挨拶は文末にございます)。
そもそものきっかけは、仏教に限らず「いわゆる業界用語を部外者に話しても何も伝わらないよね。事前に練りに練った言葉もいいけど、それだと相手に響かないときもあるからその場の瞬発力もいるよね。」という考えから始めたものです。

そこで、参加者からお題をもらってテーマを決めるという「事前に準備ができない」環境を作り、さらに、日常頻繁に使っている言葉の中には実は元々は仏教用語だったものが溢れているため、そうした「仏教用語を禁じる」という縛りを設けて「難解な表現を避け別の表現で伝える」を心がけてもらおうと考えました。こういう環境ですので、話の上手い・下手や、誰が良かったかという優劣をつける目的はありません。

一方、仏教用語を禁じると、代名詞や独特な喩えや、近代以降に日本語として定着した外来語の多用という傾向が出て、かえって分かりにくくなるときもあるため、最後に用語チェック係が仏教語と話の筋の解説をいたします。ただ、これだけの厳しい環境を作ると、話す側も聞く側も集中力が続くことと、その場にいる人だけが理解できる単語が現れるなど、楽しい空間ができあがります。

なお、昨年は、お題法話に慣れ始めた小池さんだけシークレット・ルールを課しましたが、今回は全員にシークレット・ルールを課します。

過去に行ったイベントレポートもございますので、併せてご笑覧ください。

※ご予約の際に、ご登録されるメールアドレスが携帯キャリアのものですと、事務局からの返信メールが受け取れない可能性がありますので、携帯キャリア以外のアドレスでお願い致します。

今回のお題法話も、関東ではなかなか実現できない新たな顔ぶれで行います!

登壇者
小池陽人(こいけ・ようにん/真言宗)
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大本山須磨寺 寺務長
昭和61年生まれ H-1グランプリ法話決戦in兵庫 初代グランプリ。
NHK「10人のお坊さん」出演。 ラジオ関西 毎週金曜日 「ラジオ法話 心の深呼吸」のコーナーを担当。 毎日新聞全国版「文化の森」月1回の連載。 YouTubeチャンネル「須磨寺小池陽人の随想録」で法話を配信。 著書に「しんどい心の処方箋」(柏書房) 「自律神経が整う般若心経なぞり書き練習帖」(扶桑社)

光誉祐華(こうよ・ゆうか/浄土宗)

奈良教区西迎院副住職
総本山知恩院布教師、大本山増上寺布教師
日本教育書道研究会準師範広い世代の方が佛様とご縁を結ぶ架け橋になれるよう、2007年より愛$菩薩(あいどるぼさつ)として歌と法話の仏教伝道ライブを始める。
2017年7月、戒名である光誉祐華に改名。
宗派を問わず全国の寺院やライブハウスで布教活動をしている。

田中宣照 (たなか・せんしょう/真言宗)

高野山真言宗 西室院(兵庫区)住職
1977年生まれ。関西大学を卒業後、高野山と信貴山(奈良)での修行を経て、自坊である西室院に帰寺。
平成30年より住職拝命。神戸市兵庫区という下町にありながら、『修行のできるお寺』、『第三の居場所』として、生きる支えとなる仏教を広めるべく様々な活動を実施。
特に高野山真言宗 布教研究所 研究員として平成21年(2009)から二か年、真言宗の坐禅瞑想法『阿字観』を専攻。以来十数年、西室院を中心に『阿字観』を一般の方にも分かりやすく深く広めるため実修会、講演などを重ねて今に至る。
「H-1 グランプリ in 兵庫」主催者。「H-1 グランプリ2021 @奈良」 審査員特別賞 授賞。

用語チェック係(用語解説係)
池口龍法(いけぐち・りゅうほう/浄土宗)
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京都・龍岸寺住職。兵庫県に生まれ育ち、京都大学、同大学院ではインドおよびチベットの仏教学を研究。大学院中退後、知恩院に奉職し、主に編集や広報に携わる。2009年8月に超宗派の若手僧侶を中心に「フリースタイルな僧侶たち」を発足させて代表に就任し、フリーマガジンの発行など仏教と出会う縁の創出に取り組む。2014年6月より京都龍岸寺住職として、念仏フェス「十夜祭」「超十夜祭」や仏具系ポップユニット「佛佛部」運営などに携わる。著書に『お寺に行こう! 坊主が選んだ「寺」の処方箋』(講談社)、共著に『ともに生きる仏教 お寺の社会活動最前線』(ちくま新書)、寄稿には京都新聞、キリスト新聞、RBB TODAYへの連載など。

小林恵俊(こばやし・えしゅん/天台宗)
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兵庫県姫路市 天台宗 姫路山 正明寺。法嗣。叡山学院卒業後、布教師として天台宗寺院を中心として布教活動を行う。2019年には「H1法話グランプリ~エピソード・ZERO~」にて審査員奨励賞。2020年からはYouTubeやTikTokを通じて仏教について発信。TikTokのフォロワーは9万7千人を超える。

司会
増田将之(浄土真宗、仏教井戸端トーク主宰)

浄土真宗本願寺派僧侶(真栄寺衆徒)、(公財)仏教伝道協会
1976年千葉県生まれ 浄土真宗本願寺派真栄寺衆徒 「フリースタイルな僧侶たち」顧問、勝満寺(京都教区)、善行寺(東北教区)ほかにて法務に就く。現在は公益財団法人仏教伝道協会職員として、お寺の立ち上げやサポートをはじめとする、お寺とのつながりを築きながら、一般の方への仏教普及に奮闘中。
お題法話では司会を務めるが、場を盛り上げすぎて、しばしば主役を食ってしまう。2024年5月以来、痛風と格闘中。

【その増田より】
人気企画!お題法話が6月7日(土)に真言宗須磨寺派大本山須磨寺にて14時~16時にて開催されます。お坊さんのお話に2時間なんて長い!・・・と思われる人も多いかと思います。いえいえ司会をしている私、増田でさえ話す時間がないくらい盛りだくさんすぎて、あっという間の2時間です。ですので、個人的には物足りない話になってしまいますが・・・有難い事にちょっとずつではありますが【あの増田】ファンも増えてきたところですが、レギュラーである大本山須磨寺・寺務長の小池陽人師の人気にはまだまだ足下にも及ばないところであります・・・・

前回、須磨寺さんをお借りして開催した際は少し咳の出る、風邪気味であったため、当日会場に来られた皆様はお分かりになったと思いますが、あまりトークにキレがありませんでした。しかし今回はキレのあるトークを私自身、登壇する皆さんにも会場に参加される皆さんにも見せつけてやりたいと思っております。

この【お題法話】の良い所は、参加される方、聴衆の方がとても【聞き上手】であること。
【仏教用語禁止】とうたっておりますので、いつ仏教用語が出るかと皆さん待ち構えながら聞いておりますので皆さんとにかく聞き上手であります。

そして【仏教用語】というのは日常生活の中でたくさん入っているという事に気がつくのがジャッジの時間です。これまた会場でしか味わえない、「へえ~」というジャッジにとってはお褒め言葉の連発でこれも楽しい時間が続いていきます。私もいろいろな角度から解説してくれる池口師・小林師にはいつも関心するばかりです。その皆さんがへえ~と言っている間にすかさず適当に話を始める司会・増田によって緊張感のあった空気が一気に和む・・・まさに【緩急の魔術師】と言われる所以であります。
そのいろいろなものがミックスされる事で作られている、この【お題法話】の空気を是非味わいに須磨寺へお越しいただければと思います。きっと笑顔になって帰れると思っています。

以前、芸人をやっていた私の弟が【笑顔のために舞台にたつ】と言っていましたが、私もお寺に来て笑顔で帰っていただく為に、邪魔にならない司会を目指しています。

すいません、いつも通り邪魔にはなると思いますが・・・
是非その姿を会場に見に来て下さい。



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仏教井戸端トーク
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