恒例 第3回「お題法話」in須磨寺

日付/時間
Date(s) - 2024年6月29日
2:00 PM - 4:00 PM

場所
大本山須磨寺書院(客殿)

カテゴリー カテゴリー なし


2022年にまだ新型コロナが感染症指定2類だった頃に仏教井戸端トーク鉄板企画である、お題法話を開催しました。関東では味わえない関西ならではのノリで会場が盛り上がり、須磨寺さんのご厚意で恒例行事化してしまいました!

はじめての方もいると思いますので、まずはお題法話の説明から致します。
そもそものきっかけは、仏教に限らず「いわゆる業界用語を部外者に話しても何も伝わらないよね。事前に練りに練った言葉もいいけど、それだと相手に響かないときもあるからその場の瞬発力もいるよね。」という考えから始めたものです。

そこで、参加者からお題をもらってテーマを決めるという「事前に準備ができない」環境を作り、さらに、日常頻繁に使っている言葉の中には実は元々は仏教用語だったものが溢れているため、そうした「仏教用語を禁じる」という縛りを設けて「難解な表現を避け別の表現で伝える」を心がけてもらおうと考えました。こういう環境ですので、話の上手い・下手や、誰が良かったかという優劣をつける目的はありません。

一方、仏教用語を禁じると、近代以降に日本語として定着した外来語、代名詞や独特な喩えなどが増える傾向にあり、かえって分かりにくくなるときもあるため、最後に用語チェック係が仏教語解説をいたします。ただ、これだけの厳しい環境を作ると、話す側も聞く側も集中力が続くことと、その場にいる人だけが理解できる単語が現れるなど、楽しい空間ができあがります。

一昨年、昨年行ったイベントレポートもございますので、併せてご笑覧ください。

今回のお題法話は、以下の関東ではなかなか実現できない新たな顔ぶれで行います!

登壇者
小池陽人(こいけ・ようにん/真言宗)
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大本山須磨寺 寺務長
昭和61年生まれ H-1グランプリ法話決戦in兵庫 初代グランプリ。
NHK「10人のお坊さん」出演。 ラジオ関西 毎週金曜日 「ラジオ法話 心の深呼吸」のコーナーを担当。 毎日新聞全国版「文化の森」月1回の連載。 YouTubeチャンネル「須磨寺小池陽人の随想録」で法話を配信。 著書に「しんどい心の処方箋」(柏書房) 「自律神経が整う般若心経なぞり書き練習帖」(扶桑社)

 

光誉祐華(こうよ・ゆうか/浄土宗)

奈良教区西迎院副住職
総本山知恩院布教師、大本山増上寺布教師
日本教育書道研究会準師範広い世代の方が佛様とご縁を結ぶ架け橋になれるよう、2007年より愛$菩薩(あいどるぼさつ)として歌と法話の仏教伝道ライブを始める。
2017年7月、戒名である光誉祐華に改名。
宗派を問わず全国の寺院やライブハウスで布教活動をしている。

 

小谷剛璋(こだに・ごうしょう/真言宗)

真言宗御室派 福王寺住職
1986年生まれ。高野山高校卒業後、種智院大学に入学。
卒業後仁和寺にて10年ほど奉職し。その後大阪箕面の勝尾寺に奉職し祈願、供養を実践。令和元年、岡山県ひるぜん高原にあるお寺に帰り住職に。大寺院にはない田舎のお寺ならではの悩みや厳しさを痛感し、自身の代でお寺を終わりにしないことを目標に、地域における寺院のあり方を考えるようになり、地域おこしへの貢献に邁進。講演多数。
2023年 H1法話グランプリ RSKイブニングニュース
https://www.youtube.com/watch?v=JZUKmTvcDh0

 

用語チェック係(用語解説係)
池口龍法(いけぐち・りゅうほう/浄土宗)
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京都・龍岸寺住職。兵庫県に生まれ育ち、京都大学、同大学院ではインドおよびチベットの仏教学を研究。大学院中退後、知恩院に奉職し、主に編集や広報に携わる。2009年8月に超宗派の若手僧侶を中心に「フリースタイルな僧侶たち」を発足させて代表に就任し、フリーマガジンの発行など仏教と出会う縁の創出に取り組む。2014年6月より京都龍岸寺住職として、念仏フェス「十夜祭」「超十夜祭」や仏具系ポップユニット「佛佛部」運営などに携わる。著書に『お寺に行こう! 坊主が選んだ「寺」の処方箋』(講談社)、共著に『ともに生きる仏教 お寺の社会活動最前線』(ちくま新書)、寄稿には京都新聞、キリスト新聞、RBB TODAYへの連載など。

 

小林恵俊(こばやし・えしゅん/天台宗)
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兵庫県姫路市 天台宗 姫路山 正明寺。法嗣。叡山学院卒業後、布教師として天台宗寺院を中心として布教活動を行う。2019年には「H1法話グランプリ~エピソード・ZERO~」にて審査員奨励賞。2020年からはYouTubeやTikTokを通じて仏教について発信。TikTokのフォロワーは9万7千人を超える。

 

司会
増田将之(浄土真宗、仏教井戸端トーク主宰)

浄土真宗本願寺派僧侶(真栄寺衆徒)、(公財)仏教伝道協会
1976年千葉県生まれ 浄土真宗本願寺派真栄寺衆徒 「フリースタイルな僧侶たち」顧問、勝満寺(京都教区)、善行寺(東北教区)ほかにて法務に就く。現在は公益財団法人仏教伝道協会職員として、お寺の立ち上げやサポートをはじめとする、お寺とのつながりを築きながら、一般の方への仏教普及に奮闘中。
お題法話では司会を務めるが、場を盛り上げすぎて、しばしば主役を食ってしまうこともある。2024年5月現在、痛風と格闘中。

 

【開催概要】
イベント名:恒例 第3回「お題法話」in須磨寺
開催日時 :2024年6月29日(土)14:00~16:00(開場は13:30より)
開催場所 :大本山須磨寺書院(客殿)(兵庫県神戸市須磨区須磨寺町4丁目6-8)
※例年とは場所が異なります。参照:境内図
収容人数 :200名
参加費用 :1,500円(現地払い。お釣りのないようにお願いいたします。)
申込方法 :仏教井戸端トークイベントページ(このページ)、または須磨寺
※締切は前日(6月28日)18時です。

※ご予約の際に、ご登録されるメールアドレスが携帯キャリアのものですと、事務局からの返信メールが受け取れない可能性がありますので、携帯キャリア以外のアドレスでお願い致します

予約

現在、予約受付期間ではありません。



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仏教井戸端トーク
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